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香港の公立病院(パブリックホスピタル)で出産 

今回ミアを出産したのは香港の某公立病院。
香港IDを持っているならば、公立病院でも医療費用はほぼかからないため、皆平等に最先端の医療サービスが受けられる。素晴らしい医療制度。

ただ待ち時間は長く、サービスなどもあまり期待できないため、私立病院に行く人も多い。
私立病院はホテル並に綺麗で、某私立病院などは病院食はメニューのなかから選び、しかもかなり美味だとか。治療費はもちろんかなり高額になるけれど。

今回は二回目の出産なので、少し勝手も分かっているし、私立病院で出産したとしても、生まれて来た子供に万が一問題があり、私立病院で対応できないケースであると、すぐに公立病院に移送されるので、最初から公立病院にかかることにした。

妊娠期間中も、待ち時間は長く、検診してくださる先生は毎回違うけれど、色んな検査もしてくれるし、十分。

予定日を過ぎて、赤ちゃんの推定体重は3200グラム。暮れに少し不正出血をしたため、予定日の次の週に促進剤を使って産むよう先生に言われる。
暮れの出血の時は、プライベートの医者にかかってみてもらったらなんの問題もなかったし、なるべく促進剤を使わずにすべて自然に行きたかったのだけど、仕方なく入院の日取りを決める。
その日までなるべく自然に陣痛が始まってほしいと積極的に歩いていたけど何も起きず。当日少しドキドキしながら入院。

子宮口がまったく開いていないため促進剤はまだ打たないことに。そのかわり膣の中に子宮口が開く薬を入れ、その後様子をみて促進剤を打つことになる。

これがお昼過ぎ。
産前の入院病棟は分娩室とか違うブロックで違う階。ここには家族も入れない為、退屈。持って来た本を読みながらのーんびり。

一緒に来てくれた旦那にも、まだまだかかりそうだからと自宅に戻ってもらう。

午後3時、
「?なんか来た?」
ちょっと懐かしい、下っ腹の痛みが始まる。でも促進剤打ってないし。。。

一応助産婦さんに伝えるが、子宮口はまだまったく開いていないとのこと。

3時すぎ、旦那とイタリアの父母テオが会いにくる。病室外に出てテオを抱っこ。自宅が近いため、皆一旦家へ戻る。

皆と分かれた直後、痛みが頻繁になる。そこからが早かった!
かなり激しい痛みが3分に一回の間隔で来て、これはもうあれですよあれ!思い出した陣痛の痛み!

3時50分、旦那に電話をしてすぐ戻って来てと伝える。

助産婦はまだ子宮口が開いていないという。

そういわれてからものの数分後、破水して出血、
「いきみたーい!!!!」
「まだダメ!!!!お腹押さえて!!!!!」

のやり取りを繰り返しながら大急ぎで分娩室へ運ばれる。
分娩台に上がってやっと、
「さぁ、息んでいいわよ!」

そこからは多分5分くらい。生まれました赤ちゃん!

早かった。旦那に電話をしてから30分後にはもう生まれてしまった。
その後は血圧が高かったため少し休んで血圧が下がるまでそのままでいてくださいと言わる。

「すこし寝て休んでください。」
と言われても固い分娩台の腰も痛く、部屋は冷房が効きまくっていて無茶苦茶寒い!しかもカーテン越しで他の方のお産が始まりと、まったく寝れる状況ではなく。お腹もすいてくるし、お水をくださいといってもいっこうに来てくれない。

その日はお産ラッシュだったようで、無事出産を終えた私が後回しになるのは仕方がないのだけれど。血圧も下がりもうこれで入院病棟のベットに移動できるかと思いきや、
「先生に診断してもらってからです。」
その後夜9時に先生がやっと来てくださって
「もう移動して大丈夫ですよ。入院病棟からお迎えが来るのを待ってください。」
そして待てど暮らせとお迎えは来ず、看護婦さんに聞いても、今日は入院病棟が忙しいから待ってくださいとのこと。
もうあきらめかけてうとうとし始めた夜中の一時、やっとお迎えがきて、暖かいベットに移ることができた。出産後8時間半、分娩台の上にいたわけです。私立病院だったらこういうことはないかも。
でもそれ以外は医療もしっかりしているし、文句はないです。あ、食事がまずかった。。。。。テオを産んだ病院の食事があまりに美味しかっただけに。。
これがその食事。

朝ご飯。お粥とパン。炭水化物祭りだね。お粥の味付けはお砂糖だった。


お昼




なんの味付けなんだか不明なことが多い。野菜も全く味がなく、べちょべちょ。
最初の食事は衝撃的にまずい!と思ったのだけど、健康にいいのだろうと毎食食べているうちに舌が慣れたのか、そうまずいとも思わなくなるのが不思議。順応性ありすぎ。
でも皆が平等に受けられる医療サービス!文句は言えません!

出産入院費用合計なんと250香港ドル(日本円にして2800円くらい)!驚きです。ちなみに普通分娩ならば入院は2泊。

私が入院に持っていた持ち物:
新生児用おむつ、お尻ふき(私は脱脂綿を濡らして使いました)、
耳栓(基本大部屋か相部屋なので昼までの眠りたいときに)、アイマスク、基礎化粧品、ビーチサンダル(シャワーなどあまり綺麗ではない時もあるので、素足で入りたくないときなど便利)、空のボトル(トイレにビデがついてないので、ビデ代わりに洗うよう)、マタニティーパット、使い捨てのショーツか産後ショーツ(悪露が出るので使い捨てショーツを何枚が持っていると便利かも)、ハンドタオル、バスタオル、哺乳瓶(母乳で育てる方は必要なし)、本、
退院時のお母さんと赤ちゃんの服

病院で支給してくれるもの:
入院中のパジャマ、赤ちゃんの肌着、毛布、水を飲むコップ、
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兄妹ご対面 Il primo incontro

出産後二日目、母子ともに健康に退院です。
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母乳も少しづつ出だした感じ。

さて特に最近ものすごいママっこだったテオがどう反応するか。テオが寂しい思いをしないようにと、ミアからテオのプレゼントまで用意して、ミアを連れて帰宅。

入院中にママは赤ちゃんと一緒に帰ってくるよと旦那がテオによく話しておいてくれたので分かっているとは思うけれど(公立病院は12歳以下の病室への面会は禁止なので)、どう反応するか?

プレゼントと私の「テオ会いたかった~~~~。」攻撃でご機嫌。赤ちゃんも抱っこして、かわいいとニコニコ。キスまで。
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Il primo incontro con Mia.

ただその後私が授乳をする姿をみてショック!突然大泣き。「赤ちゃんバイバイ~!!!」と赤ちゃんを私から引き離そうとする。

明日は作戦Bだな。

ノンナから私へのお疲れさまの花束!

Dalla mia suocera. I miei suoceri sono i migliori del mondo. Io sono molto molto fortunata.

お隣のおじいちゃんとおばあちゃんも早速お祝いにかけつけてくれる。
Con i nonni ed i nostri vicini
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その夜はテオになるべく見えないところで授乳、ミアを寝かしつけて、今度はテオを寝かしつける(添い寝なので)。ミアは夜中お腹をすかせて2時間おきフニャーと起きる。フニャ、のニャが終わらないうちに飛び起き(テオを起こさないよう)隣のリビングで授乳。明け方起きて一瞬私がいなくてパニックになりそうなテオのところに戻り、もう一度寝かしつけ、次にミアに授乳と、まるで二人の恋人の間を行き来するジゴロの気分。

次の日作戦B。
またもやテオをかわいがりまくる。この時期はちょっと我がままでも許そう。
「ママやパパやテオはパスタも、アイスクリームも食べれるのに、ミアはかわいそうにまだミルクしか飲めないんだよ。ねえ、お腹空かせて泣いてるよ。どうしようか?ママのミルクあげようか?」とテオに相談。

そうしたらちょっと考えて
「うん」
ノンナ(おばあちゃん)に助けてもらってミアを抱きかかえて私のところに連れてくるテオ。授乳の時も隣にちょこんと座り、ミアにキスをする。
よしっ!いい感じだ。

その後は、安心したのか、とにかく赤ちゃん赤ちゃんとキスをしたり抱きついたり。
家の中にある一番小さい本(4センチくらいの)がいつのまにかミアのお腹の上にのっていたり、お花がのっていたりした(テオの仕業)。

ミアはテオの激しい愛情表現にもじっと耐え、鳴き声をあげず顔をくしゃくしゃにしながら、とにかく寝まくる。

二人目が楽とはいうけれど、時々息をしてるか心配になるほどおとなしい。
お腹が空いた時とうんちをした時だけ、フニャ~!と泣く。

テオほど愛おしいと思える存在が、もう一つできるなんて可能なのかしら?と思ったけれど、もう同じだけ愛しい!!
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私は幸せものです。

Ti amo gia' cosi tanto. Mia. Grazie per essere venuta alla nostra famiglia. Teo, sei bravissimo con la tua nuova sorella e sei dolcissimo. Ti amo sempre di più. Miche, grazie per avermi regalato questa vita. Ti cielo.

Sono molto felice ed una donna molto fortunata. Grazie alla tutta la famiglia!

ミア誕生 E ' nata Mia




産まれました。昨日2013年3月13日、午後4時24分、長女 ミア。

陣痛始まってから約1時間、分娩室に運び込まれて約10分の超スピード出産。

母子ともに元気です。明日退院(はやっ!こっちは二泊なの)

香港パブリックホスピタルでの出産、後日レポートします!

E' nata la nostra Mia.
Il 13 Marzo 2013.
Pesa 3410g.
Il parto dolorosissimo ma velocissimo ( ha durato 1 ora)
Stiamo bene.
Ben venuta Mia! Ti amiamo gia vollamente!

予定日二日過ぎました。

さて予定日二日過ぎたけれど、兆候もなく。毎日イタリアの両親と遊んでおります。
お昼はお寿司。
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Mangiamo Sushi al pranzo.

その後は香港公園へ。テオは砂場で随分長いこと遊ぶ。
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Al pomeriggio al Hong Kong Park

夜はジョーダンの海鮮レストラン。金山海鮮酒家へ。ディーブなお店だけどリーズナブルで美味しい海鮮が食べれる。
食事中に足の付け根が痛くなる。赤ちゃんが降りて来ているのかな?かなりガーリックが効いた食事だけれどこのまま産気づいたらどうしよう...と思っている間にまたおさまる。


Al ristorante a Jordan.

糸電話でお腹の赤ちゃんに
「早く出ておいで~」
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Chiamiamo alla bimba per chiedere di uscire presto!!

予定日到来 Arrivati i nonni

出産予定日、イタリアからノンナ(おばあちゃん)とノンノ(おじいちゃん)がやって来た!



Oggi e' la data prevista parto. Sono arrivati i nonni da Italia!

オムツ替えはテオの希望でノンノ(おじいちゃん)に。

Teo vuole che suo nonno gli cambia il pannolino.

すっかりノンノとノンナっ子のテオ。



産気づく気配はまだない。

予定日だっていうのに、滑り台やらシーソーやらをまだ一緒にやらされる私。


香港快晴26度。夏到来な陽気です。
Anche oggi e' una bellissima giornata. Ci sono 26 gradi, come fosse arrivato l'estate.

別れ~始まり~妊娠~出産~新しい土地へ その二

妊娠が発覚してから臨月にいたるまで、本当にお転婆妊婦だったと思う。年が明けてからは、「今年は登山!」と決意をし、奥多摩の山に登った。山頂のおにぎりとお味噌汁は格別だったわ!(最近は、登山を愛するお洒落な女子たちは『山ガール』といわれているようだけど、私はどうがんばっても山女。山オババまではいってないと思う←ずうずうしい)
久々の山登りは、ぜぇぜぇはぁはぁ言ってなんとか登りきり、帰りは温泉でひとっ風呂あびて、冷たいビールをごくっごくっと喉に流し込む。あぁ最高。でもその時すでに私のおなかには小さい命が宿っていたのです。(もちろん、まだ知らない!)
それからもほぼ毎月のように香港と東京を往復し(彼のMは香港在住、私は東京で仕事)、出張と遊びをかねてヨーロッパに行ったはいいけど、アイスランドの火山灰のカオスに巻き込まれ、予約していたフライトがことごとくキャンセル。電車やバスで揺られる長旅に。

母はそんな私をいつもはらはらしながら見ていたと思う。
でもつわりもないし、最高の妊婦生活だった。おなかが日に日に大きくなっていくのが愛しくて、まだ見ぬわが子に会うのが、新しい生活が楽しみで仕方がない。Mと6月に籍を入れ、マタニティブルーなんて全くない、マタニティばら色の毎日だった。

お転婆ぶり極めつけは8月の香港滞在中。
「明日はラマ島にでもいこうよ。平坦な道を40分くらい歩くいい散歩道があるらしいよ。」と休みを次の日に控えたM。
妊娠8ヶ月目の私には、平坦な道を40分歩くのはちょうどいい運動。
「いいね、お昼は島で食べる?」このころおなかがいつも空いている私。
「その散歩道を行くと、島の裏側にでて、そこに美味しい魚料理のレストランがたくさんあるらしいよ。お昼はそこで食べよう。」とM。

美味しくお昼を食べるために朝ごはんを抜いたのは大失敗だった。
平坦な道とは舗装された道ということだった(間違えるなよっ、M!!)。40分というのはどこかの身長5メートルの巨人が言ったのか。一時間半が過ぎても、また一向にあちら側に出る気配はない。
しかも雲ひとつない快晴。えいや!えいや!と私を攻撃する太陽光線。前に続く上り坂を恨めしそうに見ながら、舌打ちをする私。でもここまできたら引き返すわけには行かない。それに朝ごはんを抜いた私には、島の裏側の美味しい魚料理はあまりにも魅力的だった。
「ごめんね、ごめんね。引き返そうか?」と何度も聞くMに、
「前進あるのみ!」と勇ましく、しかし弱々しく前に進む私。
山頂らしきところに着いたときには、私の心拍数はきっと相当なものだったものだとおもう。「なぜ妊婦がこんなところに!?」と、ぎょっとした顔で見ている人々の間を抜けて、空いているベンチに倒れこむ。女性が一人心配そうに顔を覗き込み、食べていたぶどうを差し出してくれた。あぁ、彼女が神様に見えた!(だっておなか空きまくっているのに、売店すらないんだもの。おじさんが飲み物を売っていたので、ポカリスウェットを3本飲み干す)

ミケは人々の冷たい視線を浴びながら、暑がる私にふぅふぅ息を吹きかけ、密かに緊急電話番号をメモしていた。

結局お昼にありつけたのは午後4時。出発してから3時間半後。(大きいおなかをかかえた私の歩く速度は亀並みだったので、通常はもっと早いはず。でも40分は絶対にない!)
しかも期待していたほど美味しくもなく。でもね、あの山道はきっとすごく綺麗だったと思うの。そんな余裕はないからろくに見もしなかったけど、おなかがすっきりしたらまた行ってみたいわ。

妊婦の方はどうか真似はしないでください。無理をした私とおなかの子を守ってくれた父に感謝。

ラマ島2

別れ~始まり~妊娠~出産~新しい土地へ その一

女の人生においての大イベント、出産。10月4日、秋の風が吹き始めた東京で息子は生まれた。それからあっという間に二ヶ月と二週間がたってしまった。

初めての子がゆえに右も左も分からないことばかり。夜中のゲップごときでおろおろしたり、ウンチの回数の多さに心配し、久しぶりに新しいことだらけの毎日で、驚きの連続。そしてなにより、赤ちゃんがこんなに可愛いものだとは思わなかった。不思議なもので、他人の子供まで可愛くなってきてしまう。外を歩いていても気がつくと子供ばかり目で追ってしまう。これは湧き上がる母性のなせる業なのか?

この一年はあまりに色々なことがあった。10年来笑って泣いてともに過ごしてきたパートナーとの別離があり、色々なことで迷っていた一年だった。メキシコに惹かれ、年に3回も通い(あんな遠い国に年に3回も行くなんてアホです。マイレージ貯まりまくり。)いっそ移り住んでしまおうかとまで思った。そんな中、父の容態が悪化し、外へ外へとアンテナが向いていた私を父が家族のところに引き寄せてくれた。モルヒネを打ち始め、きっとそのうち意識が遠のいていくだろう父、その意識がなくなる前に言っておきたいこと、してあげたいことは山ほどあった。でも時間が足りない。今まで世界中を飛び回って、自分勝手なことばかりして、心配ばかりかけてきた末娘の私。もっともっと時間が欲しかった。

病室に入っていく私たちの姿を見て嬉しそうにほころぶ父の笑顔
小さく切った里芋の煮っころがしを美味しそうに食べる父
私の手を握る、痩せた父の手の力

思い出すのが辛くて、心の奥底にしまっておいたけれど、最近はいっぱい思い出すことにしている。

ほんの小さな幸せとか、家族の愛情とか、そこにあるのが当たり前すぎてで、ちゃんと手にとって、胸に当てて、大切に思い感謝することなど、忙しく刺激の多い日々の中で少なくなっていた。それを父がまた思い出させてくれたと思う。もう一度別れた彼とやり直す決意をする。背中を押してくれたのは父だった。

そして一月、小さい体になってしまった父は、私たちに大きな愛情を残して逝ってしまった。

父が居なくなってから一ヶ月半後、、妊娠していることに気がつく。父の命が戻ってきたのだと思った。
パパの手




プロフィール

noriketta

Author:noriketta
ピラティスインストラクター。2010年より香港在住。香港チムサーチュイのピラティススタジオIn-Motionにてマット、リフォーマー、プライベートクラスを担当。
www.in-motion.hk
プライベート、グループ出張クラスもいたします。お問い合わせはこちらまで→noritojo@gmail.com

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